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インテルは現地時間6月11日、イタリア代表MFニコロ・バレッラと2029年6月まで契約延長することで合意したと発表した。
バレッラはカリアリの下部組織で育ち、2019年7月にインテルにレンタル移籍した。2019-20シーズン、同選手はインテルの選手として公式戦41試合に出場して4ゴール8アシストと結果を残し、2020年9月にインテルに完全移籍した。
バレッラは、豊富な運動量を活かして攻守両面で貢献してきた。インテルでは公式戦通算235試合に出場しており、チームの中心的な役割を担う選手として必要不可欠な存在となっている。
イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、バレッラは新たに契約を延長したことで年俸が650万ユーロ(約11億円)となり、さらに契約に含まれる追加条項によっては700万ユーロ(約12億円)に達するという。これはセリエAでプレーするイタリア人選手としては最高額となる。
バレッラはクラブ公式サイト上で、契約を延長した喜びを語った。
「インテルとの契約を延長することができてとてもうれしいし、感動している。クラブのプロジェクトを信じているし、迷うことは1度もなかった。なにより、EUROが開幕する前に契約したかった。このすばらしいクラブのために今後も戦えることを光栄に思う」
「僕の願いは、チームと(シモーネ・インザーギ)監督が達成してきた成功をこれからも続けることだ。僕たちは成長を続け、ともに忘れがたい瞬間を過ごしてきたファンに、より多くの喜びをもたらしたい。僕たちがインテルのために、すばらしいファンの前で一緒に戦えることを楽しみにしている」