姉妹都市・米タルサ市の学生とゲームで交流 宇都宮の清原北小

交流会でゲームを楽しむ児童とTCCの学生

 【宇都宮】市と姉妹都市提携している米タルサ市の学生と清原北小児童との交流会が12日、同校で開かれた。

 同校は2005年、小規模特認校となり外国語科の授業を実施していることから、06年度にタルサ市の学生と交流が始まった。今回は新型コロナウイルスの影響で5年ぶりの開催。

 タルサ市タルサコミュニティカレッジ(TCC)の学生9人と全児童108人が参加。タルサ市と清原北小、清原地区の紹介後、ゲーム「ロンドンブリッジ」と「じゃんけん列車」を楽しんだ。TCCの学生が講師となり、音楽に合わせたステップも児童に伝授。児童、学生が一体となり軽やかなリズムを刻んだ。

 TCC2年ジェシカ・スライナーさん(23)は「英語は難しいのに子どもたちは話せてすごい」と話した。清原北小6年大金紅月(おおがねあのん)さん(11)は「英語でうまく話せなかったけど、真剣に向き合えば通じることが分かった。楽しかった」と笑顔を見せた。

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