福島で35℃超 今年初の猛暑日 13日(木)も全国的に同レベルの暑さ

 きょう(水)は、各地で季節前倒しの暑さとなった。最も気温が上がったのは梁川(福島)35.2℃で、35℃以上の猛暑日を観測したのは全国で今年初めて。東京都心でも30.1℃まで上がり、今年初めての真夏日となった。真夏を思わせる厳しい暑さは、あす13日(木)から14日(金)にかけても続く見込み。引き続き、熱中症予防を心がけたい。

暑さ続く

 きょう(水)は高気圧に覆われて、各地で朝から強い日差しが照り付けた。正午の段階で30℃以上の真夏日は全国170地点近くとなり、東京都心でも午後1時半過ぎに30.1℃を観測した。さらに、午後2時前には梁川(福島)で35.2℃まで上がり、全国で今年初めて猛暑日となった。

 最高気温は、豊岡(兵庫)と舞鶴(京都)で33.9℃、福島33.8℃、若松(福島)33.5℃、福井33.4℃、輪島(石川)32.7℃など、日本海側や内陸を中心に厳しい暑さとなった。30℃以上の真夏日は全国で326地点となり、今年最も多くなっている(午後4時40分まで)。

 あす(木)も東北~九州にかけて、内陸を中心に30℃以上の真夏日となる所が多い見込み。朝晩に気温が下がる点は救われるものの、昼間は日差しの強さに圧倒されそうだ。14日(金)も同じような地域で、同じくらいの暑さが続くため、服装や水分補給、部屋の温度管理などに注意が必要となる。

(気象予報士・高橋和也)

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