オープンハウスアリーナ太田で官民連携しテロ想定訓練

大規模な集客施設を狙ったテロを想定した訓練がオープンハウスアリーナ太田で行われました。

この訓練は、近年、大規模な集客施設で無差別の殺傷事件が国内外で発生していることを受け、警察や消防などが実施したものです。プロバスケットボール・群馬クレインサンダースの試合で5000人規模の観客を集めるオープンハウスアリーナ太田が初めて会場となりました。

訓練はバスケットボールの試合中に不審なスプレー缶や刃物などを持って暴れる男が現れた想定で行われました。通報を受け駆けつけた警察官はさすまたなどを使って男を取り押さえます。その後、消防が負傷者を救助し防護服を着た機動隊がスプレー缶などを慎重に運び出しました。

12日は、警察や消防のほか太田市役所や群馬クレインサンダーズの運営会社など官民あわせておよそ110人が参加し、有事に備え訓練に取り組んでいました。

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