2024年10月 三好市に不登校や発達障害などの生徒を中心に全国から募集する広域の通信制高校が開校【徳島】

2024年10月、徳島県三好市に生徒を全国から募集する広域の通信制高校が開校することが分かりました。

開校するのは、三好市の学校法人明里学園が運営する「みのり高等学校」で、この高校は、三好市井川町の旧井内小学校を本校とし、2024年10月に開校する予定です。

不登校や発達障害などの困難を抱える生徒を中心に全国から募集し、三好市の本校では最大20人を募集する予定で、授業は原則対面で行われます。

障害者福祉事業を行う阿南市のミノリアワーズと教職経験者らが開設準備を進めていて、2024年5月に徳島県から認可されました。学校はこの三好市のほか、県内では徳島市と阿南市のあわせて3校、県外でも東京や大阪、神奈川などでも開校する予定で、定員は県内3校で80人、全国で840人となります。

現在10月の開校に向けて転入・編入をする生徒を募集していて、2025年4月に入学する新入生も合わせて募集しています。

明里学園の延博文理事長は、「福祉事業経験を活かしながら、困難を抱える生徒たちの学びや卒業後の進路など含めてサポートしていきたい」としています。

© 四国放送株式会社