サッカー天皇杯、J1神戸が初戦突破 富山に2-0で快勝 公式戦5試合ぶりの白星

神戸-富山 前半、シュートを決める神戸の宮代(右)=ノエビアスタジアム神戸(撮影・笠原次郎)

 サッカーの天皇杯全日本選手権は12日、2回戦32試合があり、Jリーグ1部(J1)のヴィッセル神戸は、ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)でJ3のカターレ富山と対戦し、2-0で快勝して初戦を突破した。神戸は公式戦で5試合ぶりの白星となった。

 神戸は序盤からセカンドボール争いで上回って主導権を握った。前半15分、右サイドの飯野七聖のパスから、ペナルティーエリア内で宮代大聖が切り返して冷静に決め、先制した。

 後半もパスを自在につないで支配すると、15分、ペナルティーエリア内のチャンスでジェアンパトリッキが流し込み、リードを広げた。その後は大迫勇也、山口蛍、酒井高徳ら主力を一気に投入して逃げ切った。

 富山とは5月22日、YBCルヴァン・カップ1次ラウンド3回戦で、PK戦の末に敗れて以来の再戦だった。

 神戸は7月10日の3回戦で、J2の徳島ヴォルティスと対戦する。

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