ブレックス田臥が残留へ 精神的支柱、在籍17季目に 比江島も契約継続

田臥勇太

 日本人初のNBAプレーヤーでバスケットボールB1宇都宮ブレックスの田臥勇太(たぶせゆうた)主将(43)が選手契約に合意し、来季も残留することが12日、関係者への取材で分かった。ブレックスは同日、男子日本代表の比江島慎(ひえじままこと)(33)が契約継続で合意したと発表した。

 田臥は来季でチーム在籍17季目。今季はレギュラーシーズン(RS)16試合に途中出場し、5月の最終節茨城戦で9分28秒の出場が最長だった。プレーで存在感を発揮する場面こそ少なくなったが、精神的支柱としてチームを支えている。

 今季の比江島はRS58試合に出場し、リーグ最高44.0%の3点シュート成功率をマーク。3季ぶりの東地区優勝の原動力となり、6季ぶり3度目のベスト5にも選出された。

 ブレックスで7季目を迎えることとなり、クラブを通じ「今季は思い描いていた場所に届かず悔しい結果となったが、成長も感じられた。さらなる高みを目指し、優勝を目指していきたい」などとコメントした。

比江島慎

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