日光で「NIKKO RUN」初開催 初夏の風感じ900人駆け抜ける

「2キロ親子ペア部門」で一斉にスタートするランナーたち

 【日光】市や市スポーツ協会などが主催するマラソン大会「NIKKO RUN(日光ラン)」が9日、初めて開かれ、市内外から集まった約900人がゴールを目指して汗を流した。

 日光ランは、2019年開催をもって廃止された「日光杉並木マラソン大会」に代わる新たな大会として企画された。コースは豊田の「ニトリ今市店」付近を起点に大谷川沿いを走って折り返す2、5、10キロの三つが設定され、年齢・性別ごとに分かれた合計15部門でランナーたちが健脚を競った。

 開会宣言で粉川昭一(こなかわしょういち)市長は「この大会を皆さんの力で育てていただきたい」とあいさつ。その後、午前7時20分開始の10キロを皮切りに順次スタートした。

 2キロ親子ペア(小1~3年)部門で優勝した神山匡史(かみやままさふみ)さん(43)、雄大(ゆうだい)さん(8)親子は埼玉県加須市から参加。匡史さんは「生まれ育ちが日光なので参加した。優勝できてうれしい」と話した。

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