連係ぴたり 会場沸かせ デモスポ「チャレンジ・ザ・ゲーム」、3種目で熱戦

キャッチング・ザ・スティックでかけ声に合わせてスティックを受け取る選手たち。唐ワンくんも奮闘した=武雄市の西川登小体育館

 国民スポーツ大会のデモンストレーションスポーツ「チャレンジ・ザ・ゲーム」が9日、武雄市の西川登小体育館で開かれた。県内から10チーム105人が参加し、息の合ったコンビネーションで会場内を大いに沸かせた。

 縄、ネット、リングなどを使う18の種目の中から、人気がある「リング・キャッチ」「キャッチング・ザ・スティック」「ニチレクボール・チャレンジ」を実施した。各種目の総合得点と、種目別の両部門で順位を競った。

 キャッチング・ザ・スティックは10人の選手が横一列に並び「トン、トン、パッ」のかけ声に合わせて同時に移動し、隣の人が持っていたスティックをキャッチする。難易度が高く、全員成功を何回続けられるかを争った。

 地元、西川登町の婦人会のメンバーで結成した「庭木women」が1位となり、代表の江口睦子さん(67)は「一番苦手な競技だったので1位になってみんなびっくりしている。楽しい時間を過ごすことができた」と笑顔を見せた。

 総合1位は唐津市の子育て支援情報センターのメンバーを中心にした「唐ワンくん」で、唐ワンくんも出場して各種目で好パフォーマンスを連発した。代表の山口ひろみさん(53)は「武雄の人たちと交流することができ、最高の汗をかけた」と勝利を喜んだ。(澤登滋)

ニチレクボール・チャレンジを楽しむ選手たち=武雄市の西川登小体育館
三つのリングを同時につかんだ回数を競うリング・キャッチ=武雄市の西川登小体育館
チャレンジ・ザ・ゲームの3種目総合で1位になった唐ワンくんチーム=武雄市の西川登小体育館

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