リオン・ドールコーポレーションの新入社員を対象にした福島民報社の「みんぽう出前塾」は12日、福島県会津若松市の本社で開かれ、10人が新聞の効果的な読み方について理解を深めた。
ビジネスに新聞を生かすNIB活動の一環。福島民報社の浦山文夫新聞講座推進本部長が一覧性などの新聞の特長を説明し、「多様な話題を知った上で取引先との雑談力を高め、信頼を得てほしい」と助言した。
目黒太規さん(23)=須賀川東店=は「好きなスポーツ以外の記事も読み、幅広い世代の方とコミュニケーションを図りたい」と語った。
文章の書き方も学んだ。同期生2人1組で互いに取材し合って相手の紹介文を書き、完成した文章を読み上げた。
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福島民報社は新聞を企業の人材育成につなげる研修プランを実施している。新聞の読み方や効果的な情報発信などを解説する。申し込みは福島民報社地域づくり局 電話024(531)4145へ。