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愛媛県松山市に住む女性が介護福祉業者などを名乗る男らから1100万円あまりをだまし取られ、警察が特殊詐欺事件として捜査しています。
特殊詐欺の被害にあったのは松山市内に住む70代の無職の女性です。
警察によりますと女性は今年4月上旬、介護福祉業者を名乗る男からの電話で老人ホームの入居を勧められ、断ったところ、ほかの希望者に入居の権利を譲るよう依頼されました。
女性が申し出を了承したところ、翌日以降、弁護士を名乗る男から「裁判所にお金を預ける必要がある。ATMで50万円ずつおろしてください」などとと連絡がありました。
これを信じた女性は4月26日までの13日間にATMであわせておよそ1100万円を引き出した後、宅配便で男が指定する関東地方の住所に現金を送り騙し取られたとということです。
女性は現金を送った後、男と連絡がとれなくなったことから家族に相談し、12日被害届を出したということです。
女性はこのほか、電子マネー5万円分も騙し取られていて、警察は特殊詐欺事件として捜査しています。