広大な土地に咲き誇るラフマ 中国新疆ウイグル自治区

広大な土地に咲き誇るラフマ 中国新疆ウイグル自治区

  【新華社ウルムチ6月13日】中国新疆ウイグル自治区バインゴリン・モンゴル自治州尉犁(ロプノール)県ではこの頃、キョウチクトウ科のラフマが160万ムー(約1067平方キロ)余りにわたって咲き誇っている。釣鐘型をしたピンク色の花はうっとりするような香りを放ち、多くの観光客を魅了している。

 ラフマは主に砂漠の塩類・アルカリ性土壌や川岸、渓谷、山の斜面の砂地に生育する。防風や砂地の固定、水源涵養(かんよう)の機能を持つほか、薬や茶としても用いられる。

 同県は2021年からラフマ産業に着手、ラフマの保護に継続的に力を入れ、価値の創出を探求している。(記者/宿伝義)

© 新華社