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【小山】城山町1丁目の城山公園で9日、再整備事業完成式が行われた。思川を見渡せるウッドデッキやベンチなどを新たに整備した。完成記念イベントも同日行われ、多くの市民が足を運んだ。
同公園は1956年に都市公園として誕生し、広さ約4ヘクタール。今回は園南部の本丸・二の丸エリアの約1.7ヘクタールを整備した。園内を覆っていた木々を伐採したり、河川階段、デッキを設けたりすることで、西側を流れる思川を生かした整備を図った。総事業費約11億円。
浅野正富(あさのまさとみ)市長は「思川との連携など魅力ある空間になった。住みやすい、住み続けたいまちづくりの一助になればいい」などと語った。完成記念イベントでは飲食物や雑貨などを販売するマルシェが開かれ、家族連れの姿が多く見られた。
市民と浅野市長が意見交換を行う「おやま井戸端会議」もイベント会場で開かれ、子育てをテーマに約30人が語り合った。特に子育て中の市民からは教育格差や子どもの一時預かり所不足の問題といった、率直な意見が挙がった。
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