【移籍】日本代表DF伊藤洋輝がバイエルンと「5年契約で合意」、移籍金は51億円

宇佐美貴史以来のトップ契約の日本人選手に。

ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘンが6月13日までに、VfBシュツットガルトに所属する日本代表DF伊藤洋輝(Hiroki ITO)を獲得することで合意に至った。5年契約で、あとはメディカルチェックを残すのみだ。

伊藤は今季公式戦29試合(リーグ26試合)・2アシストを記録。左サイドバックとウイングバック、さらにセンターバック、ストッパーと複数のポジションでプレー。ジュビロ磐田時代など10代まではボランチを主戦場としていた。高さと強さを生かした守備に加え、高精度のロングキックで起点となれるのが武器だ。

シュツットガルトとは2027年6月まで契約を結んでいた。バイエルンは、契約解除金(移籍金)として設定されていた30000万ユーロ(51億円)を支払うという。

これまでに『シュツットガルター新聞』が、バイエルン、ドルトムントが、この25歳のレフティの獲得に動いていると報じていた。そうしたなか、13日、エックス(旧ツイッター)のフォロワー数2088万人を超え移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ(@FabrizioRomano)氏が、次のようにレポートした。

「ヒロキ・イトウ、バイエルンへ! 5年契約で合意に至る、次はメディカルテストだ。バイエルン、シュツットガルトから25歳の日本人DFに3000万ユーロの移籍条項を発動。バイエルンはまた、ジョナサン・ターの獲得交渉も続けている」

他に王者バイエル・レバークーゼン、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFC、さらにはサウジアラビア1部アル・アハリなども獲得に動いていると報じられてきた。

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シュツットガルトは2023-24シーズン、ブンデスリーガではバイエルンを上回る2位でフィニッシュ。そうしたなか王者復活へ、バイエルンが“ライバル”からこの日本人の大型ディフェンダーを奪うことに成功。バイエルンでは、宇佐美貴史(現・ガンバ大阪)以来となる日本人選手のトップ契約に。また、サガン鳥栖出身の福井太智がバイエルンⅡと契約を結んでいる。

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