ショウ・ルオが5年ぶりのニューアルバム発表、デビュー30周年を飾る

台湾の歌手ショウ・ルオ(羅志祥)が、7月に最新のアルバム作品「舞状元」をリリースし、デビュー30周年を飾ることを発表した。

ショウ・ルオの通算13枚目のアルバム「舞状元」は、45歳の誕生日を迎える7月30日にリリース予定。前作で2019年リリースの「No Idea」から5年ぶりとなる意欲作で、収録曲のうち6曲の作詞作曲を手掛けたほか、プロデューサーとしても参加している。

タイトルにある「状元」は、中国の官吏登用試験「科挙」における最終試験の首席合格者を指す言葉。長年、諦めずに刻苦勉励して努力が花開き、トップ合格の「状元」になる人生を、ショウ・ルオ自身の長年の芸能生活に重ね合わせている。

ショウ・ルオは20年、当時の交際相手だった中国人女性インフルエンサーがショウ・ルオの女性関係などの私生活を暴露したことがスキャンダルに発展。深刻なイメージダウンを招き、中国での活動を完全に封鎖されて低迷期を迎えた。その後、昨年7月にスタートした「EVOLUTION」ツアーでは、24年に中国5都市での開催も発表。事実上の中国での活動解禁とみられている。

なお、ニューアルバムの「舞状元」は、95年にデビューしたショウ・ルオが来年の30周年を飾る作品で、長年行われなかったファンミーティングやサイン会など、ファンとの距離が縮まる活動も予定しているという。(Mathilda)

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