ドジャース・山本の次回登板が変更 日本時間16日のロイヤルズ戦に

山本由伸(ドジャース)の次回登板は日本時間6月14日、レンジャーズ3連戦の最終戦が予定されていたが、デーブ・ロバーツ監督はこの予定を変更することを発表した。ロバーツ監督によると、山本は2日スライドして日本時間6月16日のロイヤルズ戦に先発する予定だという。指揮官は山本の故障について言及しておらず、前回登板のヤンキース戦で自己最多の106球を投げたことを考慮した措置であるとみられる。なお、山本がもともと登板予定だった日本時間6月14日のレンジャーズ戦は山本のボブルヘッド・デーが予定されている。

現在25歳の山本はメジャー1年目の今季、ここまで13試合に登板して72イニングを投げ、6勝2敗、防御率3.00、83奪三振を記録。タイラー・グラスナウに次ぐ先発ローテーションの2番手として、十分すぎるほどのパフォーマンスを見せている。前回登板の日本時間6月8日のヤンキース戦では自己最多の106球を投げ、7回2安打無失点の快投。フアン・ソトが不在だったとはいえ、ヤンキースの強力打線を相手に堂々たるピッチングを見せた。

登板予定の変更は、山本が前回登板で自己最多の106球を投げたこと、そして4試合連続で100球以上を投げていることを考慮した措置であるとみられる。日本球界では週に1度、中6日で登板するローテーションが一般的であり、山本はシーズン26先発が最多。メジャーでは162試合制という長丁場のシーズンであることに加え、ドジャースではポストシーズンを見据えたイニング管理も必要となる。山本をローテ通りに投げさせるよりも、適度な休息を与えながら大事に起用していくことを優先したのだろう。

ドジャースは山本に代わる先発投手をまだ発表しておらず、リリーフ投手を細かくつないでいくブルペンゲームで試合に臨む可能性もありそうだ。

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