激辛批評の闘莉王氏が久保建英のパフォーマンスを大絶賛「精神的に強い」「軸になれる」

闘莉王氏

元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏(43)がMF久保建英(23=レアル・ソシエダード)を大絶賛した。

自身のユーチューブチャンエル「闘莉王TV」を12日に更新した闘莉王氏は、森保ジャパンが5―0で圧勝した北中米W杯アジア2次予選シリア戦(11日、広島)を振り返り「差が出すぎちゃう。相手しているような国ではございません。本当なら10点入ってもおかしくない感じ」と語った上で、同戦でトップ下を務めた久保の成長を実感し、新エースに指名した。

闘莉王氏は、久保について「堂安(律=フライブルク)が入ったことで、ポジションチェンジができ、スムーズにプレーできている。もう少し強引にやってもいいところでペースダウンしたり…」とし「自信がなくなってもおかしくないプレーの後でも、またボールをもらいにいって仕掛ける。精神的に強い選手という感じ。どんどん生かしていきたい」とベタボメした。

普段は日本代表イレブンに対し、率直で厳しい意見を展開しているだけにたたえたのは異例ともいえる。トップ下にはMF南野拓実(モナコ)、MF鎌田大地も控えている中で〝闘将〟は「久保選手はベースが安定してきたのが大きいと思います。これくらいのパフォーマンスを見せてくれると、安心して日本代表の試合を見られる。軸になれると思います」と指摘していた。

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