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東北の食や文化を楽しめる「東北6県 味と技展」が13日、鹿児島市の山形屋で始まった。初出店8社を含む63社が東北各地の逸品を販売。青森県産の「ふじ」や「紅玉」を使うアップルパイの実演販売もあり、北の味覚を求めるファンが列を作った。19日まで。
岩手の南部鉄器の急須や秀衝塗(ひでひらぬり)のおわんといった工芸品のほか、秋田独自の酒造好適米・美郷錦を使う純米大吟醸、宮城の牛タンや福島の海産物の各種弁当など、東北を堪能できる約900点が会場を彩る。
絹織物の産地として有名な山形県の滝沢工房は、ラグやじゅうたんなど約50点を販売。滝沢寛子さん(68)は「国内でも珍しい特殊製造法を採用しており低反発。想像以上の反響がありうれしい」と話した。
鹿児島市中央町の会社員高橋莉良さん(37)は福島県出身。仙台味噌(みそ)から揚げやカニが入った弁当を購入し「九州とは違う懐かしい味付けで、つい買いすぎてしまう」と笑顔を見せた。
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