災害時に孤立の恐れがある集落への支援など 3億円規模の補正予算を審議 千葉県

6月定例県議会 開会

 千葉県の6月定例県議会が6月13日、開会しました。
 災害時に孤立する恐れのある集落への対策事業を盛りこんだ3億円の補正予算案などが審議されます。

 県議会では冒頭、5月30日に亡くなった伊藤和男議員に対し黙とうが捧げられ、立憲民主党の入江晶子議員と熊谷知事がそれぞれ追悼の言葉を述べました。

 その後、熊谷知事が議案の提案理由を説明しました。

 県は今回、災害時に孤立する恐れがある集落への対策費用を盛り込んだ3億円の補正予算案や、増加する金属類の盗難を抑止するため買い取り事業者などを規制する条例案など、合わせて16の議案を提出しています。

 また、熊谷知事は、挨拶の中でまもなくフィナーレを迎える150周年記念事業について、次のように述べました。

千葉県 熊谷俊人 知事
「この機会に生まれた文化芸術の新たな取り組みや、市町村の広域的な連携、さまざまな企業・団体とのパートナーシップなど、貴重な財産として一過性に終わることなく、次の世代にすばらしい未来を残していけるよう引き続き取り組んでいく」

 なお、チバテレでは、6月19日と20日の代表質問の模様を中継でお伝えする予定です。

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