猪狩ともか 下半身マヒの佐藤弘道にエール「今は絶望の淵にいるかもしれませんが…」

猪狩と佐藤

アイドルグループ「仮面女子」の猪狩ともかが13日「X」(旧ツイッター)を更新。「脊髄梗塞」を公表した“ひろみちおにいさん”こと佐藤弘道(55)にエールを送った。

佐藤は13日、所属の太田プロダクションのホームページで「脊髄梗塞」であることを明かした。佐藤はコメントで「6月2日(日)、研修会指導に向かう機内で体調を崩し、下半身麻痺となり歩けなくなってしまいました」「病名は『脊髄梗塞』です」と明かした。

現在は緊急入院し、投薬とリハビリを行っているというが「今後は長い闘病生活になりますが、リハビリに力を入れて復帰に向けて頑張りたいと思います」と前向きな気持ちをつづった。

さらに「『脊髄梗塞』は残念ながら有効的な治療法がないことは知っています」「今は全く歩けません。リハビリでどこまで回復するか分かりませんが、現実と向き合い、今出来ることを一生懸命に行い、また皆様にお会いできる日を楽しみにしております」と決意を投稿している。

2018年に事故に遭い、脊髄を損傷し車椅子生活を送っている猪狩は「佐藤弘道さんが下半身麻痺とのことで大変驚いています」と現在の心境を投稿。

その上で「今は絶望の淵にいるかもしれませんが、きっと周りの方のサポートや、今まで見えなかった景色が広がり、生きる意味や希望が見えてきます」と自身の経験を踏まえて佐藤にエールを送り「リハビリは大変だと思いますが、ひろみちおにいさんの回復を心からお祈りしています」とつづっている。

脊髄梗塞とは脊髄の血管が詰まることで、神経が機能しなくなり麻痺などの症状が起こる病気。原因は明らかになっていないが、生活習慣病なども一因とされている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社