ドジャース23歳、痛恨の暴走は「ストップサインを見ていなかった」 無謀な本塁憤死を“釈明”

ドジャースのアンディ・パヘス【写真:Getty Images】

三塁コーチの指示を無視、憤死でドジャース敗戦

米大リーグ・ドジャースは12日(日本時間13日)、本拠地レンジャーズ戦に2-3で敗れた。9回2死から同点のホームを狙ったアンディ・パヘス外野手が憤死。三塁コーチャーはストップを指示していたようだが、パヘスは地元局の取材に対し「ストップサインは見ていなかった。中堅手がボールを落とすのが見えたから、そのまま進んだ」と“釈明”した。

問題のシーンが生まれたのは2点を追う9回2死一、二塁の場面。ヘイワードが右中間へ安打を放ち、二塁走者スミスが生還。一塁走者パヘスに対しては三塁コーチャーがストップをかけたが、これを無視する形で本塁へ突入。タッチアウトになってしまい、ドジャースは敗れた。

米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」は、試合後インタビューに応じるパヘスのコメントを紹介。「(三塁コーチャーの)ディノのストップサインは見ていなかった。中堅手がボールを落とすのが見えたから、そのまま進んだ」と状況を説明した。

続けて「三塁まで簡単に行けるはずだった。でもボールを落とすのが見えたから、何が何でも得点しようと思ったんだ。そして試合を引き分けにしようとした」と、結果的に暴走となったプレーを“釈明”した。

キューバ出身の23歳パヘスは今季メジャーデビュー。若さゆえの手痛いミスとなったが、「こういった機会は言うまでもなく成長するために良い事だった。またこういった状況でもっと上手くやれるようにしたい」と、必死で前を向いていた。

THE ANSWER編集部

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