「空の色をイメージ」世界にひとつだけの上履きを制作 聴覚に障害がある子供たちがワークショップ参加

聴覚に障害がある子供たちが上履きに色を塗って自分らしさを表現するワークショップが13日、福岡市で開かれました。

真っ白な上履きに、思い思いの色を重ねていく児童たち。

福岡聴覚特別支援学校に通う幼稚部と小学部の66人が提供された上履きに好きなデザインを描いて、自分だけの一足を仕上げました。

このワークショップは久留米市の靴メーカームーンスターが創業150年の記念事業として開催したもので子供たちに自分らしさを表現する大切さを伝えるのが目的です。

参加した児童「きれいな色に塗りたいと思って黒と赤で塗りました」

参加した児童「空の色をイメージして描いています/絵を描くのが好きだからすごく楽しいです。」

ムーンスターマーケティング部・横田ちなみさん
「好きなものとか、自分の性格とかを考えて作品に落とし込んでもらっているので、それをはいて思い出してくれたら嬉しいです」

ムーンスターは、今後も靴を通して自己表現する場を提供していきたいとしています。

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