西武・佐藤龍世が左手首骨折で出場選手登録抹消

西武・佐藤龍

西武の佐藤龍世内野手(27)が13日、出場選手登録を抹消された。球団によると左手首有鈎骨の骨折が理由。6番二塁でスタメン出場した12日の広島戦で左手首に違和感を訴え、5回の打席で代打が送られていた。長期離脱は必至で、リーグ戦、交流戦とも最下位に低迷するチームにとって痛手だ。

佐藤龍は昨季自己最多の91試合に出場し、粘りの打撃で打率2割6分3厘、出塁率3割9分と好成績をマーク。6年目の今季は背番号を敬愛する森友哉(オリックス)がつけていた10番に変え、一、二、三塁を守れるユーティリティープレーヤーとして51試合に出場していた。

11日の広島戦で左腕の床田から2号ソロを放ち、浮上のきっかけをつかんだばかりだった。

西武は新外国人のアギラーが右足首痛で5月上旬に抹消し、選手会長の外崎修汰も左太ももの張りで6月5日に戦列を離れるなど故障者が相次ぎ、苦戦の一因となっている。

代わって13日の広島戦に先発するボー・タカハシ投手(27)が出場選手登録をされた。

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