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選挙の仕組みについて学ぶ小学校の特別授業で、子どもたちが「給食の食べ残しを減らす」給食大臣を決める選挙を体験しました。
【写真を見る】「1票の大切を知ることができた」小学生が選挙で給食の食べ残しについて考える=静岡・磐田市
<食の安全党 茂田井泣衣代(もたい・ないよ)候補>
「もったいない精神を学校に広め、給食の食べ残しを是非減らしましょう」
静岡県磐田市の小学校で開かれたのは、選挙の仕組みや投票の意義について学ぶ特別授業です。静岡産業大学の学生が講師となって、「給食大臣」を決める選挙に立候補し、「給食の食べ残しを減らす方法」について子どもたちに訴えました。
<発育向上党 芭蘭栖良三(バランス・よしぞう)候補>
「バランスのいい食事をとることで丈夫で健康な体をつくることができます」
<美食党 馬居門空(うまいもん・くう)候補>
「僕たちの政策のひとつは、牛乳を別の飲み物に変える」
3人の訴えを聞いた6年生の児童は投票のルールを学び、一票を投じました。
<児童>
「投票するときに名前を書くのも緊張するし、入れるのにも緊張した」
選挙の結果、美食党の“馬居門空”候補がわずか1票差で当選しました。
<児童>
「1票の大切を知ることができたので、18歳以上になったら絶対に投票をしたい」
磐田市によると今後、市内の3つの小学校で同様の特別授業が予定されています。