女子バレーボール「ネーションズリーグ（VNL）」予選ラウンド第３週、日本代表は６月13日、福岡県北九州市の西日本総合展示場でカナダ代表と対戦し、２-３（25-23、25-22、20-25、21-25、14-16）で敗れ、この日のパリ五輪出場決定はお預けとなった。
カナダ戦に勝てば五輪出場が決まる日本は、第１、第２セットと連取。五輪出場に大きく前進したものの、第３セットを失うと、続く第４セットもカナダの勢いが止まらず、勝負はファイナルセットへもつれ込む。一進一退の攻防は14-14のデュースとなるが、日本はカナダのアタックを拾い切れず、14-16で落としフルセットの末に敗れた。
五輪出場権を目前にしながらの敗戦に、バレーボール専門メディア『VolleyballWorld』も驚きを隠せない。同メディア公式Xは、「カナダのオリンピックの夢は生きている！」と興奮気味に綴り、さらに「カナダが日本に対してリバース・スイープ！」と２セットダウンからの３セット連取で勝利したことを驚きをもって伝えている。
この結果、日本の世界ランキングポイントはー7.69で、通算322.94となり、中国に抜かれて７位に後退。パリ五輪出場確定は持ち越しとなった。
構成●THE DIGEST編集部
