いすゞ自動車は12日、タイで生産する乗用ピックアップ(PPV)「MU—X」の新型モデルをタイで販売開始したと発表した。
MU—Xは世界60以上の国や地域で販売する世界戦略車。2020年のフルモデルチェンジ以来初となる大幅な商品改良を行った。「Bold and Dynamic」をコンセプトにエクステリアデザインを変更。高級感とスポーティーさを強調した最上級グレード「RS(アールエス)」を新たに設定した。先進安全機能も追加した。価格は505万円から。
同日タイの首都バンコクで行われた発表会で、同社の南真介社長はあいさつで「さらに進化を遂げたMU—Xは、これからもいすゞブランドをグローバルに力強くけん引する主力商品のひとつであり続けると確信している」と述べた。