VitastileGolfが導入を決めたボールマーキング不要の高精度シミュレーター『EYE XO2』 を徹底検証

UNEEKOR(ユニコー)の『EYE XO』(アイエックスオー)は、ゴルフシミュレーターの中でも技術向上に特化した機能が備わっており、スイング矯正や分析など、スコア向上に最適なモデルだ。

精度の高さが特筆され、天井に設置された2台の超高速カメラによりボールディンプルを認識し、マーキングボールでなくても正確なスピンを測定できるのが最大特長で、毎秒3000フレーム級の超高速カメラで、ボールのスピンまで正確に測定。専用ボールを必要としないため、コースボールでも高精度の計測が可能で、フィッティングに適したマシンといえる。センサーは打席前面に設置し、インパクト時のクラブの動きを科学的に正確なデータをビジュアルで表現する。

プラスキャリアの西山高晴代表取締役CEOがVitastile Golf勝どき店で『EYE XO2』の使用感を解説。

まずは動画で

ヘッドスピードや打球のスピン量、フェースパスなどの正確なデータを割り出し、屋外で打った打球と変わらないデータをスクリーンに映し出す仕組み。クラブやボールの動きを読み取るセンサーが天井にあるので、ショットマット上の一定範囲上であればどこにボールを置いても読み取ってくれる。

他社のシミュレーターは、解析データの多くを計算によって画面表示するが、『EYE XO』では実数値として表示される。その打球データは25種類以上の項目から計測、スイング映像もハイスペックモデル(オプション)では160フレームのカメラで前後から撮影するため、映像とデータと照らし合わせて修正ポイントを分析できる。つまり、自分の癖やデータを解析しながらスイングチェックが行え、インストラクターは裏打ちされたデータによりレッスンに説得力が増すということだ。

さらに、実際のコース体験ができるストロークプレーの他、コースの好きな位置からショットができるコース練習、アプローチ練習ができるチャレンジモードなど、楽しみながら習得できるプログラムを多数搭載している。

『EYE XO』は、世界20コースを収録。芝やバンカーの質感をリアルに再現し、木の葉1つ1つを実写に近い形で再現しているので実際にコースへ出たような臨場感を味わえる。

屋外使用可能なコンパクトサイズ『EYE MINI』

そして、ポータブルタイプで2つの高性能カメラセンサーを備えたのが『EYE MINI』(99万円)。バッテリー内臓型(4~5時間連続稼働)で、屋内外持ち運びができ、iPad専用のアプリケーションを使えば18項目の打球情報が取得可能だ。

ターゲットとアライメントの自動調整機能を搭載しているので煩わしい設定も一切不要で、最大特長は本体にディスプレイを搭載している点。また、2つの高解像度ハイスピードカメラを搭載し、1秒間に300コマを撮影する。『EYE XO』同様、ボールマーキングの必要はないが、クラブにシールを貼ることにより正確なデータ計測が可能になる。

また、別売りのiPadとPCにも対応しており、特にPCでは画面を4分割し、弾道ビジュアル、計測画面、スイング動画、フェース面の打点表示などを一画面表示。さらにゴルフシミュレーターとしても活用できる優れものだ。

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