シズオカ[KAGU]メッセ 64の会社・組合が出展「家具は楽しみのための小道具」難波市長

静岡市の家具メーカーなどが新作を発表するシズオカ[KAGU]メッセ。64の会社や組合が出展しています。

70回目の今回は「家具の楽しみ方を掘り起こせ」がテーマです。

船引とわ記者
「歩いているだけで工夫やこだわりが詰まった、様々な家具や生活雑貨が、目に飛び込んできます。 ちなみにこちらの机は貝殻で作られているんです」

関本家具装芸 関本雅和専務
「キラキラ光っているところは、カキの殻を粉砕してテーブルの中に閉じ込めてある。中身はもちろん私たちが食べるんですが、殻は余っていて捨てるのにも困っている素材。無意識のうちに捨ててしまうものをただ捨てるんじゃなくて、再利用することで、新たな価値を生み出せるんじゃないか」

難波市長が目をつけたのは。

静岡市 難波喬司市長
「座ってなんかおぉ!っとなりますよね。これが静岡の技術です」

こちらのいすは、静岡の家具職人がユーカリの木で作りました。

ユーカリは一般的な木材の3倍以上の強度があり、ミニサイズでも大人が座れるほど頑丈なんだそうです。

静岡市 難波喬司市長
「やっぱり驚きがあるのがいいですよね。これなんか軟らかいんですよね。木なんですけれど、軟らかい。そういう技術にあふれていて、物じゃなくて事として
生活の中で色んな楽しみができると思います。楽しみのための小道具みたいな感じですよね」

シズオカ[KAGU]メッセは、12日から14日までは業者商談日で、15日、16日は一般公開日です。

© 静岡朝日テレビ