米倉涼子、難病で引退も考えていた 体調不良の中でのドラマ撮影も…「無理でした」

米倉涼子【写真:ENCOUNT編集部】

「低髄液圧症候群」公表後、初の生放送出演

俳優の米倉涼子が14日、NHK総合『あさイチ』(月~金曜午前8時15分)に2019年に難病「低髄液圧症候群」を患っていることを公表して以来、初の生放送に出演した。

現在の体調について聞かれた米倉は「去年、とても素晴らしい先生に出会って8月に手術をして、今年の5月くらいから急に元気になってきました」と笑顔で報告した。

約5年前から患っていたという自身の病気について、「分かってもらないことが多いですよね」としたうえで、「真っすぐ歩けなかったりする」「止まってるエスカレーターを歩いている感じがずっと続いていた。自分がどこにいるか分からなかったりとか、座っていることすらできなくなっちゃう」と症状について明かした。

初期は公表せず、症状が落ち着いたタイミングでは、仕事も並行していたという米倉。ドラマ『エンジェルフライト』の撮影時にはベッドを用意してもらい、横になりながらも撮影を続けていたという。しかし、「3~4話ぐらいから絶対に再発している」と体調の悪化を認識したようで、「終わったら(ブロードウェイに向けて)頑張る予定だったんですけど、頑張る頑張らないという次元ではなく無理でした。諦めるしかないって」と当時の状況を告白した。

ここ2年は引退も考えていたが、新たに出会った先生のおかげで自分に合った治療法を見つけることができたという。そして、「隠しながらやらないで1回リセットして、完璧な状態で仕事を終わらせたいっていうのが今の目標なんですけど」としながら、病名を公表した理由を明かした。ENCOUNT編集部

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