磁器製バルーンゆらり 6月15日から販売■大川内山で「風鈴まつり」■「国スポ」に合わせ企画

風鈴まつりで100個限定で販売されるバルーン風鈴=伊万里市の大川内山

伊万里市 伊万里市大川内山の窯元でつくる伊万里鍋島焼協同組合は、15日から始まる「風鈴まつり」で磁器製のバルーン風鈴を販売する。1個5500円で限定100個用意する。

 直径約9センチの球体をバルーンの球皮に見立て、ひもでつないだバスケットの部分から音が鳴る。デザインはカラフルな縦じまと横じまの2種類。県外から多くの人が訪れる10月の国民スポーツ大会に合わせて「佐賀県らしいものを作ろう」と企画し、今回初めて販売する。場所は伊万里鍋島焼会館で、午前9時から売り出す。

 風鈴まつりは8月31日まで開かれ、29の窯元が手がけた風鈴が店先で涼しげな音色を響かせる。多くの商品は1個2千~3千円。伊万里・有田焼伝統産業会館では風鈴の絵付け体験(1人1500円)ができ、8月24日にライトアップイベントの「ボシ灯ろうまつり」を予定している。問い合わせは実行委員会、電話0955(23)7293。(青木宏文)

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