バイエルンは現地時間６月13日、シュツットガルトから日本代表DF伊藤洋輝の加入を正式に発表した。契約期間は2028年６月30日までの４年となっている。
伊藤は、2021年夏にジュビロ磐田からシュツットガルトに移籍。在籍した３シーズンで公式戦97試合に出場し、２得点・５アシストを記録した。また今季は主力として、ブンデスを２位で終えたチームの躍進に大きく貢献した。
バイエルンの専門メディア『Bavarian Football Works』は、「これまでバイエルンと伊藤を結びつける噂は一つもなかった」と驚きながらも、以下のように高評価している。
【動画】バイエルンのユニホームを手に笑顔を見せる伊藤
「昨シーズン、我々を上回って２位でフィニッシュし、復活を遂げたシュツットガルトで主力選手だった。見逃せないのは左利きのCBである点だ。この特性とブンデスで積み重ねてきた彼の実績を組み合わせれば、彼を好んだ理由を理解するのは決して難しくない」
また、「CBと左SBをこなせる万能な選手である25歳は、バイエルンのバックラインに厚みをもたらすはずであり、重要な役割を担う可能性もある」と期待を寄せた。
ビッグクラブへのステップアップを果たした伊藤は、新天地でどんなプレーを見せてくれるのか注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
