大谷翔平 MLBパワーランク4位に後退 得意の6月で打棒爆発なるか

レンジャーズ戦で17号ソロを放ち、笑顔の大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

MLB公式サイトは13日(日本時間14日)に今季6度目の打者パワーランキングを発表し、ドジャースの大谷翔平投手(29)は前回の2位から4位に後退した。ただ、12日(同13日)のレンジャーズ戦で初回に2戦連発の17号先制ソロを放ち、量産モードに入りそうだ。1位は直近の44試合で22発のヤンキースのジャッジ、2位がヤンキースのソト、3位にオリオールズのグランダーソンが選ばれた。

MLBの記者やアナリストらによる投票で行われる同ランキングで大谷は4月4日(同5日)が7位、同18日(同19日)が4位、5月1日(同2日)は2位と浮上し、同16日(同17日)にトップに立ったものの、同日のレッズ戦でけん制球が左太もも裏に直撃した以降、調子を落とし、同30日(同31日)の5回目でジャッジに1位の座を譲っていた。

同サイトは「ここ数週間、大谷はやや調子が落ちているのを表している(5月18日から6月9日までのOPSは5割8分8厘)が、それでも火曜日の夜に今季16本目の本塁打を放ち、塁打151でナ・リーグのトップに立っている。シーズン中、また浮き沈みはあるだろうが、投球で使う右ヒジの手術によるリハビリをしながらのフルタイムDHとしても、大谷は3度目のMVP受賞候補として有力視されている」と伝えた。

得意の6月。打棒爆発に期待だ。

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