「久光スプリングス」最後の戦いへ 28日からV・サマーリーグ西部大会、28歳大学生ミドルが期間限定でチーム復帰

セッターとして若手中心のチームを引っ張る万代真奈美(中央)=撮影・永田浩

バレーボールVリーグ女子1部(V1)の久光スプリングスは13日、V・サマーリーグ西部大会(28日から30日まで熊本市の熊本県立総合体育館)の参加予定選手11人を発表した。今秋に開幕する新リーグ「SVリーグ」に臨むにあたり、7月1日からチーム呼称が「SAGA久光スプリングス」に変更するため、久光スプリングスで出場する最後の大会となる。

大会は若手の強化育成を目的に開催され、Vリーグ勢(V1、V2、V3)や西日本大学選抜など計13チームが参加。3組に分かれた2日間の予選グループ戦を経て、最終日の6月30日に順位決定トーナメント戦を行う。久光の対戦相手は28日がカノアラウレアーズ福岡(V3)と遼寧東港女子排球隊(中国)、29日がフォレストリーヴズ熊本(V2)とJTマーヴェラス(V1)。

新キャプテンの栄絵里香や長岡望悠、大竹里歩といったベテラン勢、女子日本代表に招集されている荒木彩花、同じく代表メンバーで先日久光への新加入が発表された渡邊彩らを除く11選手が参加予定。ミドルブロッカーが手薄なチーム事情から、2020年秋に久光を退団後、九共大に進学した金森晴香(28)=現九共大コーチ=が今大会限定で〝復帰〟する。

参加予定選手
万代真奈美、中川美柚、中島咲愛、西村弥菜美、平山詩嫣、奥原花、深澤めぐみ、吉武美佳、北窓絢音、高橋葵、金森晴香

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