キャロウェイの新ウェッジ「オーパス」を全米オープンで発見

やや小ぶりのヘッド。オーパスと名付けられたウェッジを発見(撮影/桂川洋一)

◇メジャー第3戦◇全米オープン 初日(13日)◇パインハーストリゾート&CC パインハースト No.2(ノースカロライナ州)◇7548ヤード(パー70)

男子メジャー第3戦の会場でキャロウェイの新シリーズのウェッジを発見した。バックフェース部分には見慣れない「OPUS(オーパス)」のロゴ。昨年春にリリースされた「JAWS FORGED(ジョーズ フォージド)」のバックフェースに開いていた4つの穴がなくなった。

キャロウェイの新しいウェッジ。いろんな角度から(撮影/桂川洋一)

かつての4つの穴はウェイト・ポートの名称で、トウ側の穴にタングステンを入れることで重心をセンターに近づけていた。今作ではシャフトと設置するネック部分を長くすることで実現した。

石川遼は会場で数球テスト。さすがに今大会でのいきなりの使用は見送ったが、感触は悪くなさそう。「ヘッドが小さく、ネックが長くなった。長い分、重心が高くなってるんですよ。ネックが重いから、たぶん穴をあける必要がなくなって、重心を高く保てる感じがする」

新しいウェッジをテストする石川遼(撮影/村上航)

様々なウェッジテクニックを持つ石川は、このオーパスは低く飛び出てキュキュッとグリーンで止まるアプローチに有効そうだという。「僕は重心は高いのが好きなので。低くフェースにのせていきたい派。結構のりやすいですね」。実戦投入する日はそう遠くないかもしれない。(ノースカロライナ州パインハースト/桂川洋一)

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