ロンドン・ジャズ・シーンを代表するサックス奏者、ヌバイア・ガルシアが新作『Odyssey』を発表

ロンドン・ジャズ・シーンを代表するサックス奏者 / コンポーザー、ヌバイア・ガルシア(Nubya Garcia)が、ニュー・アルバム『Odyssey』を9月20日(金)に発表します。アルバムからの1stシングル「The Seer」が公開中です。

公開されたシングル「The Seer」には、明晰さを見出そうとするガルシアの努力が反映されています。「未来を覗き見ることができたら、あるいは、自分が正しい道を歩んでいることを知るために、自分自身の未来の指針を集めることができたら」とヌバイアはコメント。未来を垣間見ようとすることを表現している一方で、不吉なピアノのコード、疾走するドラム・ブレイク、燃え盛るサックスが鳴り響き、彼女の音楽が未知の世界へと力強く突進している様を聴くことができます。

アルバム『Odyssey』は、タイトルが示すとおり、野心的で壮大な旅路のようなアルバムとなっており、エスペランサ、リッチー・セイヴライト、ジョージア・アン・マルドロウといった才能豊かな黒人女性ミュージシャンをこの冒険のために招きました。前作『Source』に続きアルバムのプロデューサーにはKwesを起用しています。

このプロジェクトの包括的なテーマについて、ガルシアは「自分自身の道を真に歩むこと、そして、こうあるべきだ、あああるべきだという外部の雑音をすべて捨て去ろうとすることを表現しています。それはまた、常に変化し続ける人生の冒険、生きることの紆余曲折にインスパイアされたものでもあります」と語っています。音楽的には、ガルシアが初めてストリングスのオーケストレーションを手がけ、作曲の魅力に惚れ直し、膨大な数のオーケストラ・サウンドを丹念に研究しました。ジャズ、クラシック、R&B、ダブを横断する彼女の幅広いサウンドスケープが、今作ではより大きく、より大胆になっています。

Photo by Danika Lawrence

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