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熱中症対策に欠かせないのが「水分補給」。では、1日にどれくらいの水分を取る必要があるか、ご存じですか?
私たちの体は、約60%が水分でできています。このうち、普通に生活しているだけでも、1日に2.5Lもの水分が失われています。食事などで摂取できる水分は1.3Lほどなので、意識して水分を取らないと1.2Lの不足となってしまいます。
では、水分が不足した時、体の何%の水分が失われると、熱中症の症状が出ると思いますか?
筋肉痙攣、死亡の恐れも…
実は、水分の5%が失われただけで、脱水症状や熱中症の症状が現れます。10%の水分を失うと、筋肉の痙攣などが起こります。そして、20%を失うと、死に至る恐れもあるんです。
脱水症状が起きているのに自覚がない「隠れ脱水症」にも注意が必要です。
厚生労働省によりますと、脱水になっていないか見分けるために、セルフチェックできる方法があります。
隠れ脱水、見分けるには「爪を押す」
まず、手の親指の爪を逆の指でつまみます。すると、爪が白くなります。
この指を離したとき、爪の色がピンクに戻るのに3秒以上かかれば、脱水症を起こしている可能性があります。
今後も暑い日が続きます。こういったセルフチェックもしながら、気づかないうちに脱水症を起こしてしまわないようお気をつけください。
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