熱中症で県内7人搬送…伊達市梁川で35.2℃、今年全国初の猛暑日に 福島【12日午後5時現在】

12日の福島県内は、高気圧に覆われ各地で午前中から気温があがりました。伊達市梁川では全国で最も暑い35.2℃、今年初の猛暑日となりました。

浦部智弘アナウンサー「伊達市梁川に来ています。立っているだけでじんわりと汗が出てくるほどの暑さです」

全国で最も暑くなった伊達市梁川。最高気温は35.2℃を観測、全国で今年初めての猛暑日となり、汗をぬぐう人や日傘をさしている人が多く見られました。

伊達市民「すごい暑いです。ここ2、3日間暑くなってきて、また上がってきたなと感じる。(寒暖差で)ちょっと疲れやすくなっている」

伊達市の梁川小学校では、熱中症の指標となる暑さ指数を時間ごとに計測していて、12日は熱中症が発生する可能性があることから、急遽、45分の昼休みを20分に短縮しました。

児童「(熱中症)予防のためだったら仕方ない。(対策は)水分補給しています」 迎えに来た保護者「暑かったので迎えに来ました。くらくらしてくるのでちょっと怖い」

そのほかにも県内では、福島や会津若松など20地点で30℃を超える真夏日となり、多くの地点で今年の最高気温を更新しました。

会津若松市の鶴ヶ城公園では、照りつける日差しの中、日傘をさしたり、ソフトクリームを口にしたりして、暑さをしのぐ人たちの姿がみられました。

新潟から来た小学生「すごい蒸し暑くて、汗がぶわーっと出てくるような。日陰でもすごい暑くて、日なたに出るともう大変」 新潟から来た高校生「汗だくだくで、汗のプールができるんじゃないかってくらい暑いですね」

消防によりますと、午後5時現在、県内では7人が熱中症の疑いで救急搬送されました。13日も県内は真夏日となるところがある見込みで、気象台ではこまめに水分補給をするなど熱中症への注意を呼びかけています。



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