航空機を「フクロモモンガ」で遅らせた迷惑な女性乗客=中国

中国で、フクロモモンガを隠しもって航空機に搭乗した30代の女性乗客により、航空便が1時間以上も遅れて運航する状況が発生した。

13日、中国の現地メディアによると、中国東方航空MU5599便は今月10日午後9時25分(現地時間)、上海の虹橋国際空港から山東省の済南に向かう予定であった。

しかし、ペットのフクロモモンガ(sugar glider)を隠して機内に持ち込んだ乗客により離陸できず、機内で逃げ回るフクロモモンガを捕まえる作業が繰り広げられた。

なかなかフクロモモンガを捕まえることができず、結局全ての乗客が航空機から降り、約1時間後に捕まえることができたという。このため、この航空機は午後10時33分に出発した。

フクロモモンガを隠して機内に持ち込んだ乗客は、34歳の女性であることがわかった。この女性は現在、公共交通秩序を混乱させた容疑で空港警察により拘留され、調査を受けている。

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