SkyDrive、eVTOL機「SKYDRIVE(SD-05型)」型式証明申請をアメリカ連邦航空局が受理

米国での活動について

同社は創業当初より、日本の自動車産業のように、日本発かつ世界中で多くの方々に愛されるモビリティを世の中に届けることを目標にしている。米国での運航開始に向けては、2023年に米国子会社を設立し、現地の顧客とともにユースケースの開発を行ってきた。

航空機を商用運航するにあたっては、各国の民間航空当局の規制に従い、適切な認可を受ける必要がある。今回、日本の国土交通省航空局の協力を得て、アメリカ連邦航空局への型式証明申請を行い、米国での型式証明活動が本格始動した。

世界的基準の一つともいえるFAAの型式証明の取得を目指し、今後も日本製ならではの安心安全・快適さ・耐久性を追及した機体開発を進めていくとしている。

今後のスケジュールについて

同社は、2025年日本国際博覧会(以下「大阪・関西万博」)にて、空飛ぶクルマの2地点間での運航事業者に選定されている。会場にて同社の空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」が飛行できるよう、引き続き開発に邁進していくという。

2025年の大阪・関西万博では、航空局の許可を得てデモフライトを行う予定だ。2026年以降に日本での型式証明の取得と商用運航の開始、その後米国での型式証明取得というスケジュールを目標に進めていくとしている。

株式会社SkyDrive代表取締役CEOの福澤 知浩氏は、次のようにコメントする。

当社の開発チームはこれまで、機体の開発と型式証明の認証活動を並行して進めてまいりました。この度、国土交通省航空局の皆さまにお力添えいただいてFAAの型式証明を申請し、日米同時に型式証明活動が進められること、大変ありがたく思っております。すでに複数のeVTOLの認証活動が始まっているFAAと、これまで一緒に歩んでいただいた日本の航空局と密に連携し、当社の空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」が世界中の皆さんの”日常的な移動”となる未来を目指してまいります。

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