「年齢など考慮した」砥部町の佐川秀紀町長(74)が今期限りでの退任表明

来年2月に任期満了を迎える愛媛県砥部町の佐川秀紀町長が、今期限りでの退任を表明しました。

砥部町の佐川秀紀町長は、14日に開かれた町議会の一般質問で、議員から4期目への挑戦について問われ、次のように述べました。

佐川町長
「有為な人材に後を託すべきではないかと考えています。今期をもって退任いたしたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたしたいと思っています」

この後、佐川町長は報道陣の取材に応じ、退任は今年に入って決めたことや、自分の年齢も考慮したことなどを説明しました。

後継指名の可能性については否定しました。

記者
「後の人に託したいということでしたが、後継指名については…」
佐川町長
「それは私は全然考えてないです」

佐川町長は、1950年生まれの74歳。

役場の総務課長や副町長などを経て、2013年の町長選で初当選し、現在3期目です。

2021年から2年間、県町村会長も務めました。

町の選挙管理委員会によりますと、次の町長選は来年1月の実施予定で、日程は今後開かれる選挙管理委員会で決まる見通しです。

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