デフ・レパード、トム・モレロをフィーチャーした新曲 を配信。日本のみCDも発売

Photo by Ross Halfin

デフ・レパード(Def Leppard)が、トム・モレロ(Tom Morello)が参加したニュー・シングル「Just Like 73」を2024年6月14日にデジタル配信でリリースした。また、8月2日には日本のみCDがリリースされることも決定した。

さらに、輸入盤のみ7インチのアナログ盤シングルを発売予定で、UNIVERSAL MUSIC STORE限定の特別版カラー・ヴァイナルと、通常盤ブラック・ヴァイナルの2種類が発売される。

<YouTube: Just Like 73 (Tom Morello Version)>

「Just Like 73」は、6月13日の朝にBBCのラジオ2で”Global Exclusive(国際的特ダネ)”として世界初公開されたことも話題となっている。同曲は、ロック界を代表する大物グループと、伝説的ギタリスト、革新的ミュージシャン、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンおよびオーディオスレイヴの創設メンバーであるトム・モレロが初のコラボを果たした記念すべき一曲だ。

デフ・レパードらしいリズムを中心に進んでいく同曲では、スタジアムにぴったりの力強いビートや、厚みのあるギター・リフ、「一緒にロックを楽しもう、73年のあのころみたいに / Rock with me, just like 73!」という印象的なチャントなどが演奏を盛り上げる。だが後半に入ると、聴く者を圧倒する合唱に代わり、トム・モレロ特有の激しいギター・ソロが鳴り響く。そしてトム・モレロはトレモロ・アームを駆使した唯一無二の演奏を披露しながら、最後のフックを迎えるのである。

両者のコラボが実現したこの楽曲について、ジョー・エリオットはこうコメントを寄せている。

「この曲には、俺たちのDNAに深く刻まれている一時代の空気感が凝縮されている。輝かしく、かけがえのないあの時代を賛美したかったんだ。1972年か1973年ごろにテレビでデヴィッド・ボウイを見たとき、俺の知ったつもりでいた音楽のすべてが白黒から鮮やかなテクニカラーに変わったんだ」

フィル・コリンはこう付け加える。

「“Just Like 73”には、その”目覚め”が表現されているのさ」

そしてトム・モレロはこう語っている。

「“Just Like 73”のソロは弾いていて最高に楽しかった。俺が大学のカヴァー・バンドで“Rock of Ages”を演奏したのは40年近く前のことだ。そしてデフ・レパードはいまでも、新曲を発表してスタジアムを湧かせている。この曲は彼らのベスト・チューンの一つだよ」

このあと6月21日の日本時間午前0時には、アニメーションによる「Just Like 73」のミュージック・ビデオが公開され、いまだかつて見たことのないようなバンドとトム・モレロの姿を見られる予定となっている。

デフ・レパードは、来月からジャーニーとの共同ヘッドライナーとして大規模なスタジアム・ツアーをスタートさせる。このツアーでは会場によって、ハート、チープ・トリック、スティーヴ・ミラー・バンドのいずれかがスペシャル・ゲストとして出演する予定だ。7月6日にミズーリ州セントルイスのブッシュ・スタジアムで幕を開ける同ツアーは、北米中の会場を回ったのち、9月8日にコロラド州デンヴァーのクアーズ・フィールドで幕を下ろす。

Written By uDiscover Team

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