埼玉トヨペット、グリーンキャンペーンで3品種500本の苗木寄贈 

寄贈した苗木を植樹する埼玉トヨペットの平沼一幸会長兼社長(左から2人目)と大野元裕知事(同4人目)ら=12日午前、さいたま市浦和区の知事公館

 埼玉トヨペット(平沼一幸会長兼社長)は12日、社会貢献活動「ふれあいグリーンキャンペーン」として、ふくしま未来(福島県産ソメイヨシノ)、サンシュウ、サツキの3品種の苗木計500本を県へ寄贈した。今回の寄贈で累計1万8500本となった。「彩の国みどりの基金」にも100万円を寄付し、大野元裕知事から感謝状が贈られた。

 緑豊かな街づくりを目指す同キャンペーンは1976年から埼玉トヨペットが毎年実施しており、今年で49回目。今回も県と埼玉新聞社を通じて、500本の苗木を7月にかけて県内11市町村の公共施設や県営公園3カ所などに植樹する予定。

 平沼会長兼社長は「県民・市民の皆さんが、今回植える木を一緒に育てていこうという気持ちになっていただけたら大変うれしい」と期待を寄せた。大野知事は「来年は埼玉県で66年ぶりに全国植樹祭が開催される。ぜひ今後も県の緑化にご協力いただければ」と感謝の言葉を述べた。

 この日は、緑の大使で2024ジャパンアンバサダーの岡田希子さんとトヨタプリティの長嶺史織さんも参加し、記念植樹も行われた。

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