梅雨前線やや北上

15日（土）は、華南から南西諸島付近を通って日本のはるか東にかけて停滞する前線がやや北上し、東海道沖の前線上には低気圧が発生する見込みです。
このため、西・東日本の太平洋側や南西諸島では雨の降る所があり、雷を伴って非常に激しく降る所もあるでしょう。西日本の日本海側は雲の多い天気となって、所によりにわか雨がある見込みです。
一方、日本の東の高気圧やオホーツク海高気圧の圏内となる北陸や北日本は、概ね晴れるでしょう。ただ、東北北部では午後は所によりにわか雨がありそうです。
梅雨前線の北上により、九州南部・奄美では大雨となる所もありそうです。奄美では土砂災害に警戒し、九州南部では土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意をしてください。

（気象予報士・吉田 信雄）

画像について：15日午前9時の予想天気図。