遠藤航はリバプールでの1年目に存在感を示した。だが、クラブが夏に新たな守備的MFを獲得するとのうわさは後を絶たない。ユルゲン・クロップからアルネ・スロットに監督が代わるタイミングということもあり、遠藤放出のうわさもある。
だが、『THE BOOT ROOM』によると、ジェームズ・ピアース記者は『The Redmen TV』で、来季のリバプールから遠藤がいなくなることはないとの見解を示した。
「最近ワタル・エンドウについて聞かれたが、私が話した人たちは、エンドウがどこかに行く可能性はないと言っていた。寄せられた信頼に十分に報いたとね」
同記者のコメントを伝えたTHE BOOT ROOMは、「あちこちの評論家から称賛される選手になることはないかもしれない。だが、特に同ポジションの選択肢が多くなかったことからも、リバプールのファンは彼がいかに重要な存在となったかよく知っているはずだ」と報じている。
「苦しんだときもあった。クリスタル・パレス戦では本当にひどい出来でハーフタイムに交代させられている。だが、彼は批判や自分を疑う声を黙らせることができた」
「(OBの)スティーブ・ニコルはエンドウが素晴らしい存在になったと評した。リバプール上層部は大方賛成し、来季も彼を引きとめるつもりのようだ」
加入の経緯もあり、当初は厳しい目も向けられながら、居場所を手にしていった遠藤。スロット体制初年度となる来季、日本代表キャプテンはリバプールでどのような役割を担っていくのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部