【都知事選】忠臣蔵義士新党の小野寺こうき氏が立候補 東京からの避難・移住計画明かす

都知事選に立候補を表明した忠臣蔵義士新党の小野寺紘毅党首

都政に討ち入りじゃ。政治団体「忠臣蔵義士新党」党首の小野寺紘毅(こうき)氏(79)が14日、都内で会見し、都知事選(20日告示、7月7日投開票)への立候補を表明した。

一般社団法人「文化建設会」の理事長を務める小野寺氏は赤穂四十七士の一人である小野寺十内と同姓だったことから忠臣蔵に関心を持ち、毎年12月14日に東銀座から泉岳寺までを赤穂義士に扮して、練り歩く「赤穂義士行列」を30年以上にわたって、主宰してきた。

これまで政治には関心を持たなかったという小野寺氏だが、都知事選に立つ決意を固め、「赤穂浪士は死んで生きる道を選んだ。私も一回しかない人生をやるぞ、とそれしかない」と感極まる場面もあった。

都知事選では3大テーマを掲げた。忠臣蔵義士の精神を伝える活動、ミャンマーの慰霊活動を続けてきたことでの同国との友好関係の促進、そして、首都東京が直下型地震、原発事故、近隣国からのミサイル攻撃などに直面した場合、東京近隣、日本全国、アジア諸国への段階的な避難や移住が必要になるとして、想定準備すべきと説いた。

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