福島第一原発で作業員死亡、東京電力「作業起因の可能性は低い」県の会議で「現時点ではうまく説明できない」

福島第一原発で13日、作業員が救急搬送され、その後、死亡が確認されました。こうした中、14日は原発の労働環境などについて話し合う福島県の会議が開かれました。

13日、福島第一原発構内の休憩所で、協力企業の男性作業員が、心肺停止の状態で搬送され、その後、死亡が確認されました。

こうした中、14日は、作業員の労働環境などについて話し合う県の会議が開かれ、出席した委員が当時の状況を報告するよう求めました。しかし、東電は「現時点ではうまく説明ができない」とし、詳細は明らかにしませんでした。

また、夕方の会見でも東電は死因について「作業との因果関係が低く、回答を差し控える」としています。



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