青木理氏 岸田内閣支持率〝過去最低〟に「政権や与党にとって相当深刻な数字」

青木理氏

ジャーナリストの青木理氏が14日、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」に出演。岸田内閣の支持率が過去最低を記録したニュースにコメントした。

時事通信が7~10日に実施した6月の世論調査によると、岸田内閣の支持率は前月から2・3ポイント減の16・4%で、2012年に自民党が政権に復帰して以降、最も低かったという。

このニュースに青木氏は「これあれなんですよ、時事通信の世論調査って多分面接調査なんですよ、確か」と指摘。その上で「今の世論調査って各社、毎月2回ぐらいトレンド調査やってますけど、あれっていわゆる電話でコンピューターが自動的に生成した番号に電話をかけて、コンピューターだったり人間だったりが聞いてっていう調査なんですね。それも別に不正確なわけじゃないんだけれど、でも面接調査の方がきちんと把握できるところがある。だからこの時事の世論調査で、16・4%過去最低というのは、これは政権や与党にとってみると相当深刻な数字です」と分析した。

メーンパーソナリティーの大竹まことが「噂だけど『時事通信の数字が一番信用できるよ、大竹』って誰かに言われたことある」と応じると、青木氏は「別に電話だから信用できないとか、面接だから信用できるとか、そういうことは基本的にはないんですけれども、ただやっぱり電話の調査というのは、どうしても脊髄反射的に反応してしまうこともある」と私見を述べた。

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