大分中央署は14日、大分市内の50代男性が交流サイト(SNS)を使った投資詐欺に遭い、現金約340万円をだまし取られたとして、防犯メールで警戒を呼びかけた。
署によると、5月中旬、被害者がマッチングアプリで日本人女性と名乗るAと知り合った。SNSでメッセージのやりとりを重ね、Aから「私は暗号資産を運用して収益を得ている。利息が高くてリスクはゼロです。今から始めますか?」などと誘われ、Aから指示された口座に複数回送金した。さらに被害者はAからの紹介で知り合った国際金融アナリストを名乗るBからアドバイス料を要求された。合計5回にわたる取引で現金をだまし取られる被害にあった。