高松地検の男性検察事務官を懲戒処分 約37年間にわたって捜査関係書類など約300点を適正に管理せず放置【香川】

高松地検は、約37年間にわたって捜査関係書類など約300点を適正に管理せず放置したとして50代の男性検察事務官を減給3か月の懲戒処分としました。

減給3か月の懲戒処分を受けたのは、50代の男性検察事務官です。高松地検によりますとこの事務官は1987年8月ごろから先月までの約37年間、捜査関係書類など329点を検察庁のルールに基づいて事件記録にとじるといった適正な管理を怠り、放置するなどしていたということです。

事務官の事務処理の一部が停滞した際に、別の職員が自宅などを調べたところ発覚したということです。事務官はきょう(14日)付で依願退職しました。

高松地検は「深刻に受け止め、今後このような事案が起きないよう再発防止に努める」とコメントしています。

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