「ギャンブル依存の治療を開始している」警察署内で証拠品の現金を盗んだ罪などに問われている元巡査長に執行猶予付きの判決【岡山】

岡山南警察署で証拠品の現金を盗んだ罪などに問われている元巡査長の男の裁判で岡山地裁は男に執行猶予付きの判決を言い渡しました。

窃盗や業務上横領などの罪で判決を受けたのは、岡山南警察署の元巡査長(32)です。起訴状などによりますと元巡査長は昨年7月から10月までに証拠品として警察署の金庫に保管されていた現金約300万円を盗んだ罪などに問われています。

きょう(12日)の判決公判で岡山地裁の本村曉宏裁判官は「ギャンブルへの依存から及んだ犯行で身勝手な動機に酌量の余地はない」と述べました。一方で、「被害弁償できるものは弁償済みでありギャンブル依存の治療を開始している」などとして検察側の求刑・懲役3年に対し懲役3年・執行猶予5年の判決を言い渡しました。

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